INTERVIEWインタビュー

受講生インタビュー「元美容師がエンジニアに」

ソフトリンク株式会社 佐知 史章(さち ふみあき)さん

1992年大分県生まれ。美容師学校の美容師免許を取得するも、フリーランスなど自由な働き方ができるWebエンジニアの道を目指し、ソフトウェア会社の門を叩く。

Q1:まず、美容師免許があるのに、エンジニアになろうと思ったきっかけを教えて下さい。

自由な働き方ができるようになりたかったので。

大分の美容師学校で、美容師の免許はとったのですが、母親がWebデザインの仕事をして独立していたこともあり、美容師より自由な働き方ができる仕事につきたいと思いいろいろ調べた結果、エンジニアという職業を選択しようと思いました。

その時ソフトリンク会社という大分の会社に入社を決めましたのですが、ソフトリンクから新人研修としてQ-Tech-BootCampの受講を指示されて、参加しました。

Q2:未経験者向け技術者研修「Q-Tech-BootCamp」の一番最初の印象は?

「何言っているか全くわからないです」と最初は思いました。

全く何を言ってるのか理解できなかったことですね。業界未経験で、入社試験の時に初めてソースコードを見たぐらいのレベルでした。未経験者研修のはずなのに、聞きなれない用語がバンバン出てきて(笑)本当に覚えるのが大変でした。

Q3:手応えを感じ出したのはいつ頃からですか?

「車の部品に置き換えたら・・・」と、得意分野で考えはじめてから。

「何言ってるのかわからない」状態が続いたのですが、とにかく必死で予習復習しながらくらいついていきました。そして「プログラムは小さな機能(メソッド)の集まり」で、「プログラム(機能)をいくつも組み合わせて1つのアプリケーションが構築される」という部分を”プログラムは(機械で言うと)一つ一つのパーツであり、それらを組み合わせて自動車ができる”という風に、自分が得意なものと頭の中で置き換えて講義を受けてるようになりました。

また、ひとりで考えていると、どうしても僕の場合集中力が切れちゃうので、なるべく受講生と一緒に考えるように心がけるようにしました。意外とチームで何かをつくることに向いていたようです。

Q4:講師の教え方や対応はどうでしたか?

「理解するまで教えてくれました、先生方には感謝しています」

全く何もわからなかったので先生方は大変だったでしょうが、未経験の自分がちゃんと理解できるまで、丁寧に教えてくれました。とにかくこの研修の目標は「基礎をしっかり固めること」と思っていました。基礎がしっかりできていると、これから独学をしていく時にも効率的に早くいろいろなことを理解することが出来るので。先生には本当に感謝しています。

Q5:3ヶ月間の研修から2ヶ月間のOJTに入りますが、OJTの感想は?

OJTのほうが活躍できたような気がします。

そうですね。まず最初、OJTではサービス提案や設計など、”プログラミングをしない時間”がけっこうあったので、「せっかく研修でプログラミングを勉強したのに」と、正直最初は思いました。
ただ、その過程で、実際に顧客がこのサイトをみてどう感じるかというUIなどを含めた”デザイン”について意識していく必要があるのですが、ここで、美容師時代に勉強したことが少しだけ活かせたことで、どんどん楽しくなってきました。また、チームで「このページのレイアウトはどうしよう?」とか「このページはわけたほうがいいのか?」など相談しなが決める際、「スピード感」「判断力・決断力」などでメンバーから評価されました。今までの経験が知らない間に活かせたかもしれません。

Q6:研修を終えての感想を教えてください。

「成長できた実感」と「仲間」を得ることができました。

5ヶ月を終えて、研修を受ける前に比べるとかなり成長できたと思います。ただ研修を受けているだけだと、知識が0の人には厳しいです。帰って自宅で復習をしたり、あるいは研修を受ける前に自分で基礎の本などを読んで、少し基礎知識をつけてから受けないと、完全な未経験者には厳しい内容です。ただ、自然と自分からそういう風に行動させるような雰囲気のある研修でした。また、5ヶ月間の研修とOJTを通して「仲間」を得ることができました。

Q7:最後に、今後の課題や挑戦したいことについて教えて下さい。

会社にしっかり恩返しをして、自由な働き方を獲得できるエンジニアになりたい

僕が求めるものは「自由な働き方」なので、フリーランスとしてしっかり食べていけるスキルをもったエンジニアになりたいという気持ちはあります。そのためにも、単純に言われた仕様をコードにするだけではなく、お客様の使い勝手を考えた設計という意味を含めた”デザイン”ができるエンジアになって、会社にしっかり恩返しをしてから、その夢を実現できたらいいなと思っています。

インタビュアー高橋感想
「エンジニアとして食べていくぞ!」と、彼の本気が伝わってきました

「美容師」という個人のスキルが問われる分野で活躍していた佐知さんが、「チーム」で活躍するというまでの道のりは、本当は大変だったんだろうと思います。またOJTの過程でデザインに興味をもった時、とにかくそれに集中して取り組んで結果を貪欲に求める姿勢は、とても参考になりました。彼のように、異業種から転身された方が、その異業種で培った経験やスキルを生かして、今後のIT業界をどんどん変えていくのでしょう。

僕も仕事にもっともっと本気で取り組まなければと、とても刺激を受けました!