NEWS新着情報

[インタビュー]フロイデール事務局長 高橋建二

2017/01/02

 

 

Q-Tech-BootCamp事務局長 高橋 建二(たかはし けんじ)

福岡県北九州市在住。地元の専門学校を卒業後、10ヶ月のワーキングホリデーを経て関東の中堅小売店に就職。東北大震災をきっかけに家族で北九州市にUターンし、ポリテクカレッジを経てフロイデールに入社し、Q-Tech-BootCampの事務局長として多忙な日々を過ごす。

趣味はいろいろなTech系のイベントに参加すること、スポーツ、旅行、そして子どもと遊ぶこと。
特技は絵本の読み聞かせ。

オーストラリアのワーキングホリデーで刺激された「野心」

福岡生まれ福岡育ちです。

高校生の頃にフリーマーケットでお客様とのやりとりをしたり”これが売れるんじゃないかな?”と考えたりすることが楽しくて、漠然と将来は地元で販売という仕事に就こうと考え、県内にあるビジネス系の専門学校に入学しました。そのまま卒業して地元で就職することも考えたのですが、学生時代、ホームステイで過ごしたオーストラリアの雄大な自然が忘れられず、卒業後に10ヶ月間、ワーキングホリデーでオーストラリアに渡航しました。

ワーキングホリデーではカフェの店員や農作業などに従事しました。現地のオーストラリア人との共同作業はもちろん刺激的で、おかげで多少英語が話せるようにもなったのですが、自分の人生を変えたのは、自分と同じように日本からワーキングホリデーでオーストラリアに来た若者たちだったように思います。自分と同じ黒い髪と黒い目の彼らが話す言葉は日本語ですが、その内容は同じ日本人とは思えないほど大きく壮大で、希望と刺激と野心に満ち溢れていました。

そんな彼らと一緒に仕事をしながら、
「販売の仕事につくことは決めているけれど、もっともっと上を目指して、彼らの見ている世界を見てみたい」
と考えるようになり、帰国後に上京。関東の小売店に就職して販売の仕事につきました。

お客様と接する中でもやはりオーストラリアでのことが忘れられず、「もっと学びたい」「もっと知りたい」という思いから大学に編入学しました。大変でしたがやるからには卒業しようと心に決め何とか卒業し、このころに一緒にワーキングホリデーに行った人と結婚もしました。仕事も順調で比較的大型の店舗の副店長を任され、待望の長女にも恵まれ、夢中になって仕事をしていました。

 

東日本大震災を経て見つけた「一番大切なもの」

仕事も家庭も順調でのっていた頃、東日本大震災が発生しました。

地震直後の店舗は、落ちるものは全て落ちて壊れるものは全て壊れるといったありまさでした。いくら片付けてもかたずけても全く元に戻らない。その時僕は酒類コーナーの清掃をしたのですが、あの時のアルコールの強烈な匂いは今でもしみついています。いろいろなメディアで地震の深刻さがすこしずつわかってくると同時に、そんな状況でも幼稚園になったばかりの娘や、奥さんのそばにいられないことに、いろいろもやもやするようになりました。

”人生にとって何が一番大切か?”
ということを、しきりに考えていたと思います。

そして最終的には”家族”が何よりも大切だと思うようになりました。妻とも「自分たち家族が幸せに生きていくにはどうしていけばいいか」について会話を重ね、最終的には「自分の地縁がしっかりできている福岡で、地に足のついた生活をしよう」という結論にいきつき、2013年に地元福岡にUターンしました。

 

地方の厳しさと、自分へのもどかしさ

福岡にUターンした直後は、関東時代と同じ小売業に就き、こちらでは比較的大きな店舗の責任者になりました。しかし、当然といえば当然ですが、関東よりも労働条件が悪くなりました。自分が甘かったと言えばそれまでですが、「家族が一番大切と思って福岡に帰ってきたのに家族に迷惑を掛けてしまっているのでは?」と、悩み始めました。

何より、どんどん成長していく娘と一緒にいる時間がとれないのが本当に悔しくて・・・。
「IT業界であればフリーランスで生きていけるのではないか?」
と考え、36歳にしてIT業界へ転身しようと決意し、ポリテクカレッジのITコースを受講することにしました。

この時も、仕事と大学の二足のわらじを履いた時と変わらないくらい、いろいろ手当たり次第に勉強していたのですが、あの時のように勢いだけでストンと知識がおちない「もどかしさ」を感じるようになり、「これで本当に36歳がエンジニアになれるのか?」と、不安を感じるようになりました。

そんな時、ストリートアカデミーで「土日でわかるPHPプログラミング講座」という書籍と著者であるフロイデールの代表に出会いました。「無職・フリーターを含む未経験者を1000人エンジニアにする」というフロイデの会社の理念に惹かれ、フロイデに入社できないか相談したところ、

「あなたはエンジニアになるより、今までの人生で得たものを活かして、エンジニア育成の支援をする方が向いている」
と言われ、フロイデではなくフロイデールに入社することになりました。

 

フロイデール Q-Tech-BootCampの「事務局長」として

今、自分は、フロイデールのエンジニア育成事業に携わっています。講師でもなく、サブ講師でもなく、サポートでもなく、営業でもなく、事務でもありません。でも、それ以外のことを全部やる立場、要は”事務局長”として頑張っています。メインはアジャイルをベースとしたOJT強化型の未経験者向け技術者研修「Q-Tech-BootCamp」の運営です。いろいろな方にご心配をかけながらも、優秀な講師やサブ講師・研修サポートの先生方、そしてお客様や受講生に支えられながらすすめています。

悩み戸惑うことはたくさんありますが、フロイデールの理念である”チームで価値を生み出すサービスをつくるエンジニア育成”の仕組みをつくっていくことで、1人でも多くの将来に不安を抱いている方々に新しい道を提供できたら、こんなに幸せなことはないと思い、毎日いろいろなことに挑戦していっています。

どうぞ、宜しくお願いします!